2013.3.11 あれから2年。震災を忘れないために。JR東日本の広報誌「トランヴェール」が素晴らしい


いきなり個人的な話しで恐縮ですが、先日3月2日(土)に、出張で秋田市に行ってきました。
東京では春一番が吹いた穏やかな日でしたが、秋田では新幹線が脱線するほどの大雪が降っていました。

翌日3月3日(日)も秋田新幹線は一部区域で終日運休となり、代行バスと東北新幹線を乗り継いで帰って来ざるを得ませんでした。秋田市内から自宅のある千葉県内まで移動するのに約9時間掛かりましたが、普段なかなか実際には見ることのできない東北の雪景色や車中で地元のお弁当などのグルメを堪能することができ、実に希有な体験をさせていただきました。

そんな道中で、これは素晴らしい!と感動したのがこちら。JR東日本の発行するフリーペーパー「トランヴェール」です。内容がとても素敵でしたので、簡単にではありますがシェアさせて頂きます。

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「トランヴェール」はJR東日本の発行する広報誌で、東北新幹線や東日本を走る特急に乗らない限り、まずお目に掛かることはない車内誌です。その3月号は当然と言えば当然ですが、2011.3.11の東日本大震災を強く意識した内容になっていました。

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JR東日本は、「トランヴェール」の役割について「地方の魅力を発掘し、旅人と旅先を橋渡しすること」と定義しています。

3月号で特集されていたのは、この2つでした。

[特集1] 春は東北、桜三昧
南北に長い東北地方、東北新幹線を使って、桜の咲き始めから散りぎわまでを3泊4日で追いかける旅のススメ。

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[特集2] 春よ、来い。東北に

作家・角田光代さんの被災地再訪記や、復興に向けてがんばる旅館、市場、観光施設のヒューマンストーリー。

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東北パワーの源を探して。
「復興」、そして「福幸」へ・・・。すばらしい言葉です。

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震災による施設破損の影響で、約1年間営業停止せざるをえなかったスパリゾートハワイアンズ。その裏側で、ダンサーたちは全国を飛びまわって、震災復興を願って懸命に努力を続けていたそうです。

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中枢が被災した、ある三陸のホテル。大切な施設や顧客情報を津波に流されながらも、家を失った被災者を受け入れながら、再開に向けて歩んでいった姿が描かれます。

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船を失った漁師さんの物語。風評被害もあり大変な苦労をされながら三陸の漁を守っておられますが、なんと漁船で行くアドベンチャーツアーがあるそうです。時速50キロの漁船に乗って、断崖絶壁の間近を通ったり、洞窟をくぐりぬけたりするとのこと。実際に大津波から逃れた体験者が当日の様相を語る「大津波語り部&ガイド」では、ニュースとは異なる生きた教訓を教えてもらえそうです。

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石巻市内の石ノ森漫画館、震災から約2年を経て完全復活だそうです。我が家の4歳の長男、2歳の次男ともに仮面ライダーが大好きなので、一度連れて行ってあげたいものです。

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東日本大震災から丸2年が経ちました。地元の方々や企業、ボランティアの方などが、今も必死に努力を続けられています。「がんばろう!東北」を合言葉に日本中からエールが送られたことは、多くの日本人は一生忘れられないことかと思います。

この2年間で私が送った額などたかが知れていますが、個人・法人、国内外問わず集まった義援金はかなりの額にのぼったでしょうし、実際にボランティアなどで東北を訪れられた方も大勢いると思います。東北のために、これからも何かしたい。そう思われている方も多いのではないでしょうか?実際に、現場でやらねばならないことを未だ数多くあり、同時に一人一人がやれることもたくさんある、ということを「トランヴェール」という広報誌は「東北旅行への誘い」「現地の方の物語」を通じて教えてくれます。

今日3月11日は、これから東北のために、震災復興のために、自分自身で何が出来るか?そう考えてみてもいいのではないでしょうか。やり方はなんでもいいでしょう、出来ることをやるべきです。わたしはというと安直ではありますが、今年の夏休みには家族で東北旅行に行こうと決めました。現地であらためて震災について学び、復興に少しでもご協力出来ればと思います。

最後に、震災でお亡くなりになられた方々に改めて哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

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