東京ゲートブリッジに行ってみて驚いたこと


先日、千葉方面から羽田方面に向かう予定があったので、珍しくクルマで出かけてみました。

東京湾岸エリアの地理に詳しくないので、普段はもっぱらナビ任せで首都高を使うのですが、この日は葛西ジャンクションから羽田空港までの20キロ程度の所要時間がなんと90分超!

あまりに時間が掛かりすぎるため、2年前に開通した東京ゲートブリッジ経由で羽田方面に向かってみることにしました。東京ゲートブリッジは高速道路ではなく一般道ですから、通行料は掛かりません。

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画像の引用元:http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/photogallery/gatebridge_photo/gate6.JPG

東京ゲートブリッジは、お台場のレインボーブリッジや横浜ベイブリッジの約2倍(2.6キロ)の長さで、その総事業費は約1150億円と、東京スカイツリーの約650億円をはるかに凌ぐ規模です(参照:東京都港湾局ホームページ)。

また橋梁最上部の高さが約88mもあり。周囲に視界を遮るものが何もないため、都心の高層ビル群、東京スカイツリーや東京ディズニーランド、晴れた日には富士山まで絶景が一望できます。天気がよい日のドライブには最適です。歩道も完備されていて、ジョギングや観光を楽しまれている方もたくさん見かけました。

ゲートブリッジ地図


画像の引用元:http://matome.naver.jp/odai/2133537192231396101

東京ゲートブリッジは江東区若洲地区と大田区城南島を結ぶ橋で、城南島のすぐ先には、日本の海運貿易高の1/4を占める東京港や、羽田空港があります。

実際に東京ゲートブリッジを走行していると、一般車の比率が少なくトラック率が異常に高いことに気が付きます。東京の湾岸地区は大型の物流倉庫の増加から、平日の東京ゲートブリッジは「トラック専用道路」と揶揄されそうなほど、トラックの交通量が多いようです。

国土交通省によると、東京ゲートブリッジ開通による経済効果を年間190億円(走行時間短縮で172億円、走行経費減少で18億円)と試算しているそうです。東京ゲートブリッジは、地図を見てわかるとおり、新木場と羽田方面をほぼ一直線で繋いでいます。実は、平常時の渋滞緩和や運送コストの削減などに大きく寄与する橋なのですね。

平成26年2月の記録的な大雪や、首都高3号渋谷線の火事による通行止めは記憶に新しいところですが、想定外の天災や事故が起これば物流はストップしてしまいます。しかし、上記の図のように道路が複線化・ネットワーク化されていれば、非常時の迂回路になります。

さらに、東京ゲートブリッジの掛かる中央防波堤 外側埋立地のあたりは、1987年頃まで東京都のゴミの最終処分場だったとか。そのためか、今も広大な敷地が残されています。クルマで実際に走ってみて、東京都の湾岸部にこれほど広大な敷地が残っていたのか、と驚かされました。

この広い敷地を利用して、2020年の東京オリンピックの競技場を作る計画や、東京湾の海上に森を作る「海の森」計画、海上物流のハブとなる国際ターミナルを新たに作る計画があるようです。

このようなインフラの整備が、東京オリンピックが開催される2020年までどんどん進み、日本の交通・物流が大幅に改善されていくのかもしれません。東京だけではなく、日本の経済を活性化させる起爆剤となってほしいものです。

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