「いつかはゆかし」に行政調査


「いつかはゆかし」のアブラハム・プライベートバンクに行政処分勧告

証券取引等監視委員会は投資助言大手アブラハム・プライベートバンク(東京・港)を行政処分するように金融庁に勧告する方針を固めた。金融商品販売業者の登録をせずに海外運用会社の商品を実質的に販売し、金融商品取引法に違反したと判断した。金融庁は、業務の一時停止を軸に業務改善を求める構え。一方、アブラハム側は「投資助言業は逸脱していない」と見解の相違を強調している。

電車の中吊り広告やテレビCMなど、俳優の塚本高史さんを起用した「いつかはゆかし」が販売され始めて、1年以上が経ちました。海外の金融商品には、日本国内で運用するよりはるかに大きいリターンが狙える商品が存在することは事実ですが、「いつかはゆかし」は海外でしか買えなかった金融サービスを日本人向けにパッケージ化した商品です。

自分もお試しに「いつかはゆかし」に契約していますが(お客様に勧められる金融サービスかどうかを確認するためです)、このような取り組み、海外の金融サービスを提供しようとする自体はアリだと思うのです。富裕層向けの金融サービスを月額5万円から、日本にいながら(日本語サポートつきで)購入できるということは消費者からみて選択肢が増えますし、いまや日本人の平均年収が400万円少しとなり、将来の年金不安も解決の見通しがありません。そのような状況下で、画期的と思われる金融サービスを市場に投入したことには意味があると思うのです。

もちろんアブラハム・プライベートバンク社が法律などに抵触していた事実があれば然るべき処分を受けるべきと思いますが、日本の年金不安に対して新たな金融サービスを始めた、その取り組みそのものには個人的に期待していただけに、今回の報道は大変残念です。

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