「預金」と「貯金」の違い


ブタ 貯金箱

お盆ですが、やたらと忙しい日々が続くので、ごく簡単に。知っていたら「へ~」なネタです。

◆銀行、信金、信組、労金は「預金」

銀行に預けたお金は「預金」です。いつでも引き出せる普通預金も、1年から複数年などの期間を決めて預ける定期預金も預金。期間にかかわらず、預けたお金だから預金です。銀行の他にも、信金、信組、労金に預けたお金が預金です。

◆ゆうちょ銀行、農協、漁協は「貯金」

これに対し、ゆうちょ銀行に預けたお金は「貯金」と呼ばれています。銀行の普通預金に当たるのが通常貯金、定期預金に当たるのが定期貯金。民営化される前の郵便局時代からの呼び方が今も続いています。

ゆうちょ銀行のほかにも、JAバンク(農業協同組合)やJFマリンバンク(漁業協同組合)に預けたお金も貯金と呼ばれます。

これは法律のもと呼び方が違うためです。私達の預けたお金は保護されています。郵便局、農協、漁協は貯金法で、その他銀行は預金保険制度で保護されます。その分け方で「貯金」と「預金」の呼び方を区別しています。

◆どちらも1000万円までは保障だけど・・

日本にはペイオフ(預金保護)制度がありますので、万が一の銀行倒産という事態が発生しても、預金の1000万円は保障されます。ただし、こちらに詳細がありますが、外貨預金などはペイオフの対象外ですので要注意です。意外にも、FX(外国証拠金取引)は預金保護の対象となります。

ちなみに世界的には、預金保護制度がある国は少数派です。案外知られていないことは、「預金・貯金どちらも、本来は預けた時点で金融機関の資産になる」という事実です。
あなたが銀行ATMに行って3万円を預けたとしましょう。その時点で預けた3万円は、銀行の資産となります。「預金」といってますが、実は預けた瞬間に銀行のモノになっているので、本来は銀行が倒産したらビタ一文も戻ってくる筈がないのです。ですが、それでは困る人がたくさん生まれてしまいますから、救済措置としてペイオフ制度が生まれたというワケです。

◆預金封鎖になったら?

私たちは日常的になくてはならないモノとして、銀行の普通預金やゆうちょ銀行の通常貯金を使っていると思います。ほとんど金利は付きませんが、最も制約が少ないので、オサイフ通帳として、使うお金を入金・出金します。家賃や公共料金の引き落としなどのシステムも身近ですね。

しかしながら、国レベルで大きな経済危機がおきると、資金の流出を防ぐなどの目的で銀行から預金をおろせなくなる場合があります。これが預金封鎖です。2013年3月には、キプロスで起きた預金封鎖は記憶に新しいところです。

財政危機が叫ばれて久しいわが国ですが、最悪の預金封鎖という事態になるようなことがあれば、もはや銀行の資産が安全かどうか怪しい限りです。これを防ぐには、直接じぶんで海外の金融機関に口座を開くことです。ちなみに外資系金融機関の日本支店は、金融庁の監督下にありますから、防止策にはなりません。

◆資産を安全に管理するための海外預金

為替リスクはありますが、総じて海外の銀行だと定期預金などの金利は、日本と比較にならないぐらい高いです。詳しくはこちらを参照すると良く分かりますが、実は日本の中央銀行の金利水準は世界で最低レベルです。これをもとに各金融機関は金利を決めますから、日本の銀行預金の金利の低さたるや、推して知るべしというところです。

そして、いまや国の借金が1000兆円を超えたという時代ですから、金利よりもこれからは「資産の安全性を考えて、海外の銀行口座を開設」する時代かもしれませんね。

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