スイス・フランス旅行記(7) シャンパーニュ地方のワイン祭りへ


ヨーロッパ滞在6日目。

朝からパリは雷と大雨です。2013年、パリは異常気象が続いているそうです。春先は真冬並みの気温・天候が続き、今夏は連日30℃を越える猛暑が続いています。雷雨も頻繁だそうです。

さて、本日はパリを離れて東部のシャンパーニュ地方へ。1年で2日だけ開催されるシャンパン祭に参加しに行きます。パリからはバスで約3時間の道のりです。

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パリ郊外に出たら延々続く畑畑畑・・・。フランスの食料自給率が120%超えでヨーロッパ最大の農業大国ということも頷けます。お天気が心配でしたが、シャンパーニュ地方に近付くにつれて晴れてきました。

フランスといえばワインが有名ですが、発泡ワイン(スパークリング・ワイン)の代名詞ともいえるシャンパンは生産されたワインの3%程度に過ぎないそうです。シャンパーニュ地方の指定されたワイナリーで作られた発砲ワインのみが「シャンパン」を名乗ることができます。

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シャンパン祭の会場入り口。すごい賑わいです。ローカルなお祭りだけに、外国人観光客はほとんどいません。入り口で15ユーロ(約2000円)支払って、グラスと32枚綴りのチケットを受け取ります。参加者はチケットを持って各ワイナリーに行くと、1杯ずつ試飲ができるという仕組みです。

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会場となった場所は、人口500人程度の小さな小さな田舎町です。この町にある32のワイナリーが主催となって毎年行なわれているお祭りですが、たった2日間のお祭りで集客数は数万人だとか。人口の20倍以上の来場者とは、すごい町興しイベントです。日本でも酒蔵が名物の町はたくさんあるでしょうから、このような町興しをやってみたら面白いのではないでしょうか。

そして、この会場で驚いたのが、少年少女が美味しそうにシャンパンを楽しんでいたことです。なんとフランスでは飲酒・喫煙は16歳からOKだそう。また、日本では「飲んだら乗るな」が当たり前ですが、フランスではグラス1杯までなら飲酒OK。2杯以上のお酒を飲んでしまっても、基準値以内なら問題ないそう。どおりでへんぴな田舎町でも集客がある筈だと納得です。会社の食堂などでもワインが置いてあるのが一般的と聞き、さらに驚きました。ところ変われば文化や決まりごとも変わるものです。

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農業大国フランスだけあって、さながらワインと農業のテーマパークといった趣向です。大型のトラクターが多数展示されています。ガイドの方に教えて頂いた余談ですが、食料自給率というのが日本だけの概念で、フランスでは全く使われない指標だというのも目からウロコでした。これについては、この本に詳しく載っています。

フランスに住んで5年以上のベテランガイドさんも初めて来たというほどのローカルイベントでしたが、めったに来れない田舎のお祭りに参加できて幸せでした。今回お世話になった旅行会社は「クラブツーリズム」さんですが、唯一無二の個性的なツアーを多数企画して、JTBやHISなど大手旅行代理店との差別化を図っているようです。

ガイドさんも超一流で、行きも帰りもバスの中で喋りっぱなしです。内容がくだらないお喋りではなく、フランスの見所案内から文化、歴史、経済などの幅広い話題で、新たな知見を与えてくださいました。「なるほど、こういう付加価値の高め方もアリか!」と大変参考になりました。またクラブツーリズムさんの旅行行きたいです。

さて、明日はとうとう帰国の日。クロード・モネが晩年を過ごした町ジヴェルニーと、パリの蚤の市を訪問します。

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