お金を増やす基礎!72の法則を知ろう


私の本業は生命保険のコンサルティングですが、同業者やお客さまと話していると、年金や住宅、他金融商品の話題になることがしょっちゅうあります。そして、往々にして話題の矛先は、いまの低金利時代のなかでいかに資産形成していくか?ということに及びます。

◆「72の法則」を使うと、お金が2倍に増えるまでに何年掛かるかが分かる

「複利運用している元本が2倍になるのは何年後?」・・そんな時に使うのが「72の法則」です。いまの低金利時代、例えば金利1%だとして、2倍に膨らむまでに何年掛かるのか・・・。感覚的にちょっと難しいですよね。それを簡単に算出することが出来るのが、「72」の法則なのです。

計算式はこうです。

72÷金利(%)=お金が2倍になる年数

元本100万円を、金利が1%の金融商品に預けた場合、この法則に当てはめると72÷1(%)=72(年)。預けた100万円が、2倍の200万円に増えるまでに72年かかることになります。銀行の普通貯金では、どれくらい掛かるでしょうか。メガバンクの普通貯金の金利は、2012年7月9日現在、0.02%くらいです。この法則に当てはめてみると、72÷0.02(%)=3600年。ということで、普通預金に預けた100万円が200万円になるまでには3600年掛かります。3600年前の日本といえば、縄文時代の後期から晩期にあたります。海外だとバビロニア文明とか・・、とにかく古代文明の時代です。

ちなみに、100万円で0.02(%)しか金利がつかないということは、1年目は年間200円しか金利が付きません。ということは、土日祝日の夜1回、210円の手数料を払ってしまうと、1年伸びて3601年に。銀行手数料は、今すぐ払うのをやめましょう。そして、資産を倍にするのに3600年掛ける訳にはいきません。では運用期間ごとに、どれくらいの金利が必要なのか?まとめてみました。

このようになります。5年で資産を倍にしたければ、金利は14.4%必要です。10年だったら、7.2%。20年だったら3.6%・・といった具合です。バブルの時代は、金利6%以上もの高金利でしたから、10年と少しで資産が倍になる・・といった時代も存在したわけです。

そして実はこれ、借金でも同じ計算が成り立ちます。14.4%の高金利で100万円借りると、5年後には借金は倍になる・・ということです。これが複利計算の威力です。

今の低金利時代、14.4%もの高金利を国内の金融商品のみでまわすことはほぼ無理でしょう。ですが投資信託や外貨などで2%~3%程度の利回りを狙うことは、出来なくはありません。

ご自身の資産をいつまでに幾らぐらいにしたいのか。このゴールを決めるうえで、72の法則を使ってみて、資産ポートフォリオを組まれてみては如何でしょうか。

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