もしあなたが明日「がん」と宣告されたらどうするか?


定期購読しているプレジデント誌で、興味深い特集が組まれていましたのでご紹介します。

がんに罹った医者が告白
本当に受けたい治療法 「がん」解明、9つの真実


◆いざというときジタバタしないための心の整え方

わたしは生命保険のプランナーという職業柄、がん保険に加入されたお客様から「がん」と診断されたので保険金を払って欲しいという請求を頂くことがあります。請求者のご年齢層は50代以上の方が殆どですが、中には30代~40代の方からの請求もあります。

30代前半の女性が「がん保険」に加入されて、わずか半年足らずで「乳がん」と診断され乳房の摘出手術を受けられた・・・ということもありました。

だから保険に加入すべきです、という気は毛頭なく、いざ「がん」と診断されたときにどんな備えが必要なのか?を考えておくことは非常に意味があると思うのです。こちらでは、実際にがんを罹患された医師や経営者が、心構えや病院の選び方、良い診断・悪い診断の見分け方などを提言しています。

PRESIDENT (プレジデント) 2013年 6/17号 [雑誌]




この特集の中で特に参考になったのが、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 の理事長 松本陽子さんの書かれた記事、「いざというときジタバタしないための心の整え方」です。松本さんはお父様をがんで亡くし、ご自身も30代で子宮頸がんを罹患され、回復してから患者と家族のためのNPO法人を設立されたとか。

それだけの経験をお持ちの方だけに、がんに対する備えは大変参考になります。大切なことは以下の3点だと言います。

1 正確な情報を探す力をつける

がんだけに限りませんが、ネットなど洪水のような情報で溢れかえっています。玉石混合の情報の中で、何を信じたらいいのか。特に罹患してからの不安定な心情のなかで冷静な判断は難しいでしょう。国立がんセンターのHPと、全国に397か所あるがん診療連携拠点病院の無料相談窓口がお勧めだそうです。

2 寄り添ってくれる人との人間関係

仕事の引き継ぎ、休職期間などの職場、仕事との折り合い。サポートしてくれる家族や仲間、友人との信頼関係。これらが闘病に大きな力になるといいます。人間関係を備えるのは現実的に難しいですが、困ったときに助け合える関係を日常的に作っておくことは大切です。

3 経済面の備えを始める

がんに掛かる治療費は、種類・ステージによってさまざまです。経済的な理由で治療が継続できない、ということが現実的に起こり得ます。ある自治体の満足度調査では、がん入院患者の約3割が経済的な理由で治療の継続が危ぶまれている、という結果が出たそうです。

金の切れ目が命の切れ目、とならないように、30~40代ともなれば貯蓄・保険などで金銭的な備えを怠らないようにしておくべきですね。「がん診療一時金」が100万円払われる保険は、年齢にもよりますが40歳なら掛け捨てで2000円程度で入れます。十分な貯蓄が無いと思われるなら、検討するのもありだと思います。

このほかにも
「がん罹患歴のある医者自身が病気になったら避けたい治療」
「がん治療の名医がいる全国の病院205」
「どこでわかる?命を預けていい医者、ダメな医者」

など、がん治療の現場を十分に知っており、かつ身をもって治療を受けられた医師からの提言や、がん罹患を乗り越えた著名人の経験談などがたくさん掲載されています。ご興味があれば、一読に値すると思います。

あと驚いたのが、遺伝子レベルでがんを早期発見&治療するというこちらの医院さん。がんの診断方法も、ついにここまで来たか!という感じです。また、治療法も非常に理にかなっていて、これなら治りそうな気がします。保険が効かない最先端治療ですが、遺伝子レベルでがんを治す!という発想と技術に驚かされました。オススメです。

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