綾小路きみまろに学ぶ、笑いで共感を呼ぶ技術


2013/6/13発刊の経済誌プレジデントで面白い企画がありました。

「綾小路きみまろの駄洒落&ジョーク入門」

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(中高年に)人気絶大のアイドルが笑いの秘策を伝授する企画です。

考えてみれば、笑いほど手短に共感をよぶアクションはありません。
関西だと話題の入り方を「ツカミ」、落とし所を「ツボ」と呼んだりしますが、ご近所づきあいでも商談でも、講演でも成功の秘訣のポイントは、どれだけ「笑いを取れるか」という点にあると思います。

その点、綾小路きみまろさんの凄さが表れているのがこの企画です。冒頭のツカミの部分だけご紹介します。

ようこそページを開いてくださいました。
これを読んでいるビジネスマンの皆さまはお元気でしょうか。
元気だから読んでくださっているのです。なんとお礼を申し上げてよいか、お礼の言葉もございません。ありませんから、言いませんが。

私、綾小路きみまろと申します。名前は綾小路。顔は道路工事。身体は袋小路。このたび「プレジデント誌」で「ものの言い方」について特集をやるからぜひ登場してくれとの依頼を受けまして、ここで語らせていただきます。

しかし、本当に私でいいのでしょうか。福山雅治さんと間違えていないでしょうか。
~中略~
私は現在、その手のオファーがきたときには、どんな大金つまれても「苦手です」「ムリです」「きみまろは留守にしています」とはっきり申し上げてお断りしております。

しかし、あなたがビジネスマンを笑わせる見込みがないわけではありません。私が考える漫談家の条件は3つあります。ひとつ、親が放任主義であること。ふたつ、身長が低いこと。みっつ、ハンサムでないこと。その点、これを読んでいらっしゃるほとんどの方は合格です。謹んでお慶びを申し上げます。

いかがでしょう。思わずニヤっとしてしまいませんか?なんか凄い。まず自分を落としておいて、苦手だと明言しておいてから次につなげる技術です。

この特集で技術として学んだことをかいつまみます。

・まず自虐を言うとよい。そのあとで好きなことを言う。
 例:「わたし、道に迷ったタヌキみたいな顔しておりますが」
   「どうせ私、カツラですから」

・真実を、自分の体験談を話す。とくに失敗談を話すと理解してもらいやすい

・言いたいことは極限まで短く纏める

・ウケないのが当たり前。恐れないで堂々と恥をかくべし

・相手との会話の呼吸が合っていなければ、一度なんでもいいから気をそらせて仕切り直すと効果的

・ニコニコと微笑みを堪えながら人前に立つ。これこそ「あなたに敵意はありません」と聞き手に伝える最高のメッセージ

芸人さんって華やかな印象がありますが、実は「本を読む」「新聞を読む」「言葉をたくさん覚える」「日常のあらゆる状況からネタを探す」「段取りを考える」「思いついたらすぐ実践」「ひたすら準備と練習」など、普通のひとじゃ到底マネできないような周到な下準備のもとに笑いを取ってるんですね。

大いに参考になりました。
「笑いを作るには、特に面白い人間である必要はない」とするのがこちら。アメトークやロンドンハーツといった名物番組を作ったTVプロデューサーの思考回路とか、行動がわかります。ビジネスマンにとっても、大いに参考になると思います。

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